外為サマリー:一時155円60銭台に軟化、次期FRB議長人事の思惑が影響


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円78銭前後と前日の午後5時時点に比べ2銭程度のドル高・円安となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円88銭前後と前日に比べ40銭強のドル高・円安で取引を終えた。持ち高調整のドル買い・円売りで156円18銭まで上伸したものの、米利下げ観測が根強いことから次第にドルの上値が重くなった。

 日銀の植田和男総裁が1日の講演で12月会合での利上げ再開を示唆したことが尾を引き、この日の東京市場のドル円相場は弱含み。トランプ米大統領が2日の閣議で、次期連邦準備理事会(FRB)議長の人選を来年初めに発表すると述べたことを受け、トランプ氏と近い立場にある米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が有力候補として意識されていることがドルの重荷となっている面もあるようだ。ハセット氏がFRB議長になれば、トランプ氏の意向に沿った利下げが続きやすいとの思惑があるようで、午前9時20分すぎには一時155円66銭まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1631ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=181円18銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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