ツルハHDが3日ぶり反発、イオンがTOB価格1株2900円への引き上げを発表◇


 ツルハホールディングス<3391.T>が3日ぶりに反発した。イオン<8267.T>が2日の取引終了後、ツルハHDに対するTOB(株式公開買い付け)に関し、買付価格を1株2900円に見直すと発表した。これまでは株式分割を考慮した水準で1株2280円としていた。ツルハHDの株価は新たなTOB価格にサヤ寄せをしている。イオンは4日続落している。

 買付期間は3日から2026年1月6日まで。イオンはツルハHDの連結子会社化を目指し、ツルハHDの上場は維持する。ツルハHDへのTOB価格を巡っては、一部運用会社から安すぎるといった反発の声が出ていたことが明らかとなっていた。イオンは買付予定数の下限を設定せず、上限を4324万590株とした。TOBを通じ、保有比率を50.9%に引き上げることを目指す。ツルハHDはTOBについて改めて賛同の意見を表明した。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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