東京株式(大引け)=1163円高で高値引け、リスク選好強まりTOPIX最高値更新


 4日の東京株式市場は日米金融政策を巡る不透明感が後退するなかでリスク選好姿勢が強まった。先物のショートカバーを誘発して株価指数は後場に一段と上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は5万1000円台を回復し高値引け。東証株価指数(TOPIX)は最高値を更新した。
 
 大引けの日経平均株価は前営業日比1163円74銭高の5万1028円42銭と大幅に3日続伸。プライム市場の売買高概算は21億8294万株、売買代金概算は5兆7616億円。値上がり銘柄数は1273、対して値下がり銘柄数は286、変わらずは51銘柄だった。

 米国では低調な雇用関連指標を受けて、9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの見方が一段と強まった。国内では日銀が18~19日に予定する金融政策決定会合で、利上げに動く可能性が高いとの見方が優勢となっている。株式市場では金融政策を巡る不確実性が低下したとの受け止めに加えて、値がさハイテク株への資金流入もあって、日経平均を押し上げた。この日は長期金利が1.9%台と2007年7月以来、およそ18年半ぶりの水準まで上昇したものの、株式市場におけるネガティブな影響はみられず、出遅れ銘柄を物色する姿勢も顕著となった。プライム市場の値上がり銘柄は全体の79%。フィジカルAIへの注目度が高まるなかにあってロボット関連株が引き続き物色されたほか、大手商社株が買われ、業種別指数において卸売業が上昇率トップとなっている。TOPIXは急反発。取引終盤に3400ポイントを上回る場面があった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金トップで急騰し、レーザーテック<6920.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅高。ファナック<6954.T>や安川電機<6506.T>、ナブテスコ<6268.T>が物色人気化し、三菱商事<8058.T>やトヨタ自動車<7203.T>、三菱重工業<7011.T>が株価水準を切り上げたほか、サンリオ<8136.T>や三井ハイテック<6966.T>が堅調に推移し、ラウンドワン<4680.T>や資生堂<4911.T>が高く、KLab<3656.T>とADワークスグループ<2982.T>が値を飛ばした。

 半面、アドバンテスト<6857.T>やエムスリー<2413.T>が売られ、住友電気工業<5802.T>や古河電気工業<5801.T>、フジクラ<5803.T>が冴えない展開。荏原<6361.T>や日本板硝子<5202.T>が軟調で、東京電力ホールディングス<9501.T>が小安く、住友ファーマ<4506.T>と内田洋行<8057.T>が下値を探った。

出所:MINKABU PRESS


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