内田洋が続急落、第1四半期経常利益89%増で通期計画に対する進捗率は20%


 内田洋行<8057.T>が続急落した。同社は3日の取引終了後、26年7月期第1四半期(7月21日~10月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比52.4%増の801億1600万円、経常利益は同89.0%増の32億9500万円だった。大幅な増収増益で着地したものの、経常利益は通期の計画(163億円)に対して進捗率は20%となった。「ウィンドウズ10」のサポート終了による更新需要の恩恵が期待されていただけに、やや物足りなさが意識されたようだ。

 10月のウィンドウズ10のサポート終了に伴って、パソコン更新やキッティングなどのIT関連サービスが拡大したほか、社員の位置情報やオフィスビルに関するデータを可視化しコミュニケーションを促すソリューションでの大型案件の獲得も業績を牽引したという。同社はウィンドウズ10のサポート終了に伴う需要は第1四半期で収束するとしながらも、第3四半期にGIGAスクールの端末更新需要がピークを迎え、オフィス関連事業分野も案件が拡大する見込みだとしている。

出所:MINKABU PRESS


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