アドテスト、東エレクは売り買い交錯、SOX指数8連続陽線も目先は強弱観対立◇


 アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>は強弱観対立のなか売り買いを交錯させている。前日は両銘柄とソフトバンクグループ<9984.T>の3銘柄で630円弱日経平均を押し上げており、前日の日経平均の上昇分を超えていた。ソフトバンクGを除けば、半導体製造装置関連の2銘柄の値動きが全体を左右する形となっており、マーケットでも両銘柄への注目度は引き続き高い。前日は米国株市場でエヌビディア<NVDA>は軟調だったものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.8%あまりの上昇で10月29日につけた史上最高値7327.93に接近している。SOX指数は直近8日連続で陽線を形成しており上値指向が鮮明だ。東京市場の半導体セクターもこれに追随できるかどうかが、全体相場の動向にも大きく影響しそうだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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