キオクシアが逆行高で気を吐く、米サンディスク急伸しメモリー需給逼迫観測も続く


 キオクシアホールディングス<285A.T>が逆行高。下落スタート後にすぐにプラス圏に浮上するなど頑強な動きとなっている。同社は4日の取引終了後に、東芝が筆頭株主となったと発表した。米投資ファンドのベインキャピタルの系列SPC(特別目的会社)が保有するキオクシア株の一部を売却したことによるものだが、他のSPCが保有する分を加味すると、ベイン陣営は引き続き実質的な筆頭株主にとどまることとなる。3日に提出された変更報告書では、ベイン系のSPCは11月26日に市場外でキオクシア株を売却している。同月25日には売却を巡る観測報道もあり、発表自体は想定内のものであった。一方、12月3日には米マイクロン・テクノロジー<MU>が一般消費者向けメモリブランド「クルーシャル」事業からの撤退を発表。AIデータセンター向けのメモリーにリソースを集中投下する姿勢を鮮明にするなかにあって、メモリーの需給が一段と逼迫するとの観測も出ているもようだ。4日の米株式市場でキオクシアが合弁相手とするサンディスク<SNDK>の株価が急騰したことも手伝って、投資資金の流入を誘発する格好となった。

出所:MINKABU PRESS


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