午後:債券サマリー 先物は続落、日銀利上げ継続シナリオ意識 長期金利1.950%に上昇


 5日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落した。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げに踏み切った後も、利上げ路線を継続するシナリオが意識され、円債相場の重荷となった。

 米ブルームバーグ通信は5日、日銀は「内外の経済・物価や市場に大きな変化がない限り、今月の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げる公算が大きい」と報じた。更に、「その後も利上げ継続姿勢を維持する見通しだ」と伝えた。利上げが12月の決定会合で打ち止めとはならない可能性が出たとの受け止めから、中長期債に売りが出た。

 日銀が中立金利の水準について、点検作業を進めていると時事通信が5日報じたことも、利上げ継続の可能性を意識させた。中立金利が上方修正されれば、ターミナルレート(利上げの最終到達点)が切り上がることにつながる。金利の先高観が広がっていたなかで、前日までの大幅安を受けた自律反発狙いの買いを打ち消す形で、午後に売り直しの流れとなった。

 先物12月限は前営業日比17銭安の133円94銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント高い1.950%に一段と上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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