外為サマリー:一時155円20銭台に下げ渋るも財務相発言を受け軟化


 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円97銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭弱のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円10銭前後と前日に比べ15銭程度のドル安・円高で取引を終えた。日銀の利上げ観測の高まりから欧州市場では154円51銭まで軟化したものの、ニューヨーク市場では米長期金利の上昇を受けて下げ渋った。

 この流れを引き継ぐ形で、この日の東京市場のドル円相場は底堅くスタート。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすく、午前9時00分すぎには155円23銭をつける場面があった。ただ、時間外取引で米長期金利の上昇が一服していることが重荷でドル買いは続かず。片山さつき財務相が閣議後の会見で「具体的な金融政策の実務運営は日銀にお任せしている」と述べ、日銀の判断を尊重する考えを示したことが伝えられるとドル売り・円買いが流入した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1650ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=180円54銭前後と同55銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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