10日の株式相場見通し=強弱拮抗も先物絡みで不安定な値動きか


 10日の東京株式市場は主力株を中心に強弱拮抗の地合いとなり、日経平均株価は前日終値近辺で一進一退の展開が予想される。前日の欧州株市場では高安まちまちの展開だったが、ここにきてドイツの主要株価指数であるDAXの戻り足が顕著でサイコロジカルラインは10勝2敗となり、この日は約1カ月ぶりの高値をつけた。防衛大手ラインメタルやドイツ銀など銀行株に買いが向かい全体を押し上げた。他方、フランスのCAC40は相対的に軟調な動きが続いており、この日は3日続落となった。米国株市場ではFOMCの結果発表と、会合後のパウエルFRB議長の記者会見を前に買い手控え感が拭えず、NYダウは午後の取引で下げに転じた。FRBは0.25%利下げが濃厚との見方に変化はないが、インフレが高止まりするなかで今後の金融政策を巡りメンバーの意見が割れているとの観測もあり、様子見ムードが漂った。個別にはJPモルガン・チェース<JPM>が売られ、ダウの足を引っ張った。一方、前日にトランプ米政権がエヌビディア<NVDA>のAI半導体「H200」について対中国を含む輸出を認めることを発表したが、これを好感する形で一時半導体株全般が強い動きを示した。ただ、当のエヌビディアの株価は軟調だった。なお、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながらプラス圏で引けている。東京市場では足もと方向感がつかみにくい状況にあるが、今週末にメジャーSQ算出を控えており、先物主導で不安定な値動きとなることも予想される。外国為替市場で一時1ドル=157円台まで円安に振れていることは、半導体関連など輸出ハイテクセクターには追い風となりやすい。

 9日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比179ドル03セント安の4万7560ドル29セントと続落。ナスダック総合株価指数は同30.58ポイント高の2万3576.48だった。

 日程面では、きょうは国内では11月の企業物価指数など。海外では11月の中国消費者物価指数(CPI)、11月の中国生産者物価指数(PPI)、カナダ中銀の政策金利発表、ブラジル中銀の政策金利発表、米FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見。

出所:MINKABU PRESS


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