米外為市場サマリー:FOMC後に一時155円80銭まで軟化


 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円02銭前後と前日と比べて85銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=182円44銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。

 米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続となる0.25%の利下げを決めた。あわせて公表されたFOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で来年の0.25%の利下げ予想回数が1回と前回9月と変わらなかったことからドル買いで反応する場面もあったが、FRBが財務省短期証券(Tビル)の購入を開始すると発表したことを受けて米長期金利が低下するとドル売りが流入。パウエルFRB議長が記者会見で「金融政策はあらかじめ決められた道筋にあるわけではなく、会合ごとに判断を下していく」と改めて言及すると同時に、「新たな金利・経済見通しに基づくと、次の動きが利上げになる可能性は低い」と発言したことも影響し、ドル円相場は一時155円80銭まで軟化した。なお、トランプ米大統領は0.25%の利下げに対して不満を述べたほか、次期FRB議長候補の国家経済会議(NEC)のハセット委員長は「FRBには利下げの余地が十分にある」と発言している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1695ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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