ハイレックスが後場上げ幅拡大、今期最終益予想は3.4倍で年間34円増配計画◇


 ハイレックスコーポレーション<7279.T>が後場上げ幅を拡大している。12日正午ごろ、25年10月期の連結決算の発表にあわせて、26年10月期の連結業績予想を発表した。売上高予想を4010億円(前期比31.9%増)、経常利益予想を65億円(同10.6%減)、最終利益予想を285億円(同3.4倍)とし、年間配当予想は中間53円50銭、期末26円50銭の合計80円(前期は46円)とした。大幅な最終増益と配当増額の見通しを好感した買いが優勢になっている。11月4日に三井金属<5706.T>から株式を取得し子会社化したハイレックスアクト(旧三井金属アクト)の負ののれん250億円の計上を織り込む。配当予想は普通配当を中間・期末それぞれ前期から3円50銭増額したほか、中間配当予想に創立80周年の記念配当27円を加える。

 25年10月期は売上高が3041億2300万円(前の期比1.4%減)、経常利益が72億7200万円(同2.7倍)、最終利益が84億1900万円(同4.3倍)になった。北米・欧州の主要顧客の減産で売上高が前の期を下回ったものの、北米や中国、アジアの拠点の閉鎖及び縮小を含むグローバルでの生産体制の適正化や前期に北米子会社で発生した一過性の生産設備トラブルの解消などが利益を押し上げたほか、政策保有株式の売却益も計上した。また、同時に株主提案を受けた社外取締役1人と社外監査役1人の解任及び剰余金処分、買収防衛策廃止についていずれも反対する立場を表明した。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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