東京株式(大引け)=668円安、米ハイテク株安を受け急反落


 15日の東京株式市場は半導体関連の主力株などに売りが目立ち、日経平均は急反落。一時フシ目の5万円大台を割り込む場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比668円44銭安の5万0168円11銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は22億6473万株、売買代金概算は5兆1128億円。値上がり銘柄数は1218、対して値下がり銘柄数は346、変わらずは44銘柄だった。

 きょうの東京市場は、日経平均が大幅反落を余儀なくされた。前週末の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が400ポイント近い急落をみせたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%強の急落をみせたことで、この流れを引き継ぐ格好となった。また、寄り前に発表された日銀短観が改善傾向を示したことから、今週末19日までの日程で行われる日銀金融政策決定会合での利上げ観測が一段と強まったことも半導体セクターを中心に売りを加速させた。ただ、内需系のバリュー株には買いが優勢で、TOPIXはプラス圏で着地している。業種別では33業種中25業種が上昇、値上がり銘柄数は1200を超え、プライム市場全体の76%を占めるなど、実質的には買い気の強い地合いであったといえる。

 個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984.T>が1000円超の下げとなったほか、キオクシアホールディングス<285A.T>も大商いながら大幅安に売り込まれた。アドバンテスト<6857.T>の下げが目立ち、フジクラ<5803.T>も下落した。三菱重工業<7011.T>が冴えず、ファナック<6954.T>も軟調に推移。KLab<3656.T>が急落、日本製鋼所<5631.T>も大幅安。イビデン<4062.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>などの下げも目立った。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが強さを発揮、信越化学工業<4063.T>も物色人気を集めている。イオン<8267.T>が戻り足を強め、リクルートホールディングス<6098.T>も値を上げた。フィットイージー<212A.T>がストップ高で値上がり率トップとなり、ホギメディカル<3593.T>も値幅制限いっぱいに買われた。メディカル・データ・ビジョン<3902.T>は1本値でストップ高カイ気配に張り付いたまま買い物を残した。ラクスル<4384.T>、アドウェイズ<2489.T>が値を飛ばし、神戸物産<3038.Tも大幅高。

出所:MINKABU PRESS


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