15日の株式相場見通し=大幅反落、米半導体株安などを受けリスクオフ


 15日の東京株式市場は主力株中心に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は大幅反落を余儀なくされそうだ。ここ日替わりで上下に荒い値動きを繰り返しているが、きょうは前週末の上昇分を吐き出す形が予想される。ただ売り一巡後は、米株価指数先物の値動きによっては押し目買いを誘導するケースも考えられる。前週末の欧州株市場は独DAXなどをはじめ主要国の株価が総じて軟調だった。欧州時間の取引後半になって、米株価指数が荒れた地合いとなるのを横にらみに買い気が削がれる状況となった。英FTSE100も3日ぶりに反落し、欧州地域全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600も3日ぶりに下値を探る展開となっている。米国株市場ではハイテク株への売りがかさみナスダック総合株価指数の下落が目立つ状況で、下げ幅は一時500ポイント弱まで広がる場面があった。NYダウとS&P500指数は11日に史上最高値を更新したばかりだったが、高値警戒感も拭えず、この日はナスダック指数に引きずられる形で売りに押された。個別では半導体設計大手ブロードコム<AVGO>が11%強の急落をみせたほか、オラクル<ORCL>の下値模索も継続している。オラクルは米オープンAI向けに開発を進めている一部のAIデータセンターの完成が当初予定よりずれ込む可能性が報じられ、その前の日の急落に続き4.5%安に売られるなど、半導体関連全般のセンチメント悪化を助長した。このほか、エヌビディア<NVDA>も3%超下落、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%あまりの大幅安となっている。週明けの東京市場では米半導体株安を背景に逆風が強く、リスク回避目的の売りが日経平均を押し下げそうだ。今週は日銀金融政策決定会合の結果発表も控え、ポジション調整の売りも出やすく、足もとでは再び5万円大台攻防となる可能性もある。

 12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比245ドル96セント安の4万8458ドル05セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同398.69ポイント安の2万3195.16だった。

 日程面では、きょうは12月の日銀短観、10月の第3次産業活動指数など。海外では、11月の中国70都市新築住宅価格、11月の中国小売売上高、11月の中国工業生産高、11月の中国固定資産投資・不動産開発投資、10月のユーロ圏鉱工業生産、12月のNY連銀製造業景況指数、12月のNAHB住宅市場指数など。

出所:MINKABU PRESS


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