18日の株式相場見通し=大幅反落、米株安受け4万9000円台割れも


 18日の東京株式市場は再びリスク回避ムードが強まり、日経平均株価は大きく下値を探る展開を強いられそうだ。4万9000円台を割り込み11月下旬以来約3週間ぶりに4万8000円後半まで水準を切り下げる可能性がある。前日の欧州株市場は高安まちまちで、欧州主要企業600社で構成されるストックス・ヨーロッパ600指数は前の日の終値とほぼ同じ水準で引けた。しかし、ドイツの主要株価指数であるDAXが続落し約2週間ぶりに2万4000台を下回ったほか、フランスのCAC40なども軟調だった。いずれも米ハイテク株安を横にらみに取引後半に下げ足を強めた。米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが再び目立っている。AI関連企業の巨額の設備投資に対する警戒ムードが依然として拭えない。この日はオラクル<ORCL>のデータセンター建設を巡り、ファンドが出資しない方針であることが伝わり同社株は急落、マーケットのセンチメントを冷やす格好となった。ただ、朝方にFRBのウォラー理事が一段の利下げ余地について言及し、これを受けてNYダウは取引開始後しばらくプラス圏で推移する時間帯もあった。東京市場では前日に日経平均が3日ぶりに反発したが、TOPIXは小幅ながら安く引け、個別銘柄も値下がり銘柄数が値上がりを上回るなど実質的には冴えない地合いだった。きょうは買い手控え感が一段と広がりそうで、個人投資家の損益通算の売りなどが重くのしかかりそうだ。足もと10年債利回りの上昇も気がかりだ。あす19日に結果が公表される日銀金融政策決定会合で利上げが行われる可能性が高いとみられていることも、押し目買いを躊躇させる背景となる。外国為替市場で目先は急速に円安方向に振れているものの、トリプル安懸念がくすぶるなか株価下支え効果は限定的とみられる。

 17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比228ドル29セント安の4万7885ドル97セントと4日続落。ナスダック総合株価指数は同418.14ポイント安の2万2693.32だった。

 日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、11月の白物家電出荷額、3カ月物国庫短期証券の入札など。海外ではスウェーデン中銀の政策金利発表、ノルウェー中銀の政策金利発表、英国中銀の政策金利発表、ECB理事会の結果発表、11月の米消費者物価指数(CPI)、12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、週間の新規失業保険申請件数、10月の対米証券投資など。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。