午後:債券サマリー 先物急落、長期金利2.020%と26年ぶり高水準


 19日の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落した。日銀は19日、政策金利を0.25%引き上げ0.75%にすると決めた。事前の観測報道通りの結果となったが、声明文の内容はタカ派的との受け止めが広がった。積極財政の高市政権下で利上げ路線が継続するとの見方から、決定会合の結果発表後に債券売りが膨らんだ。

 日銀は声明文で「政策金利の変更後も、実質金利は大幅なマイナスが続き、緩和的な金融環境は維持されるため、引き続き経済活動をしっかりとサポートしていく」方針を示した。10月の展望リポートでも日銀は金融政策について実質金利が極めて低い水準にあるとしたうえで、「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」との見解を示していた。今回もほぼ同様の姿勢を示したことで、利上げ継続の姿勢を示したと市場は受け止めた。

外為市場では決定会合の発表後に一時的にドル安・円高に振れた後、やがて円安が進行した。円安に歯止めが掛からない状態となれば日銀は再び利上げに踏み切らざるを得なくなると見る向きもあったようだ。

 先物3月限は前営業日比49銭安の132円85銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は0.050ポイント高い2.020%に上昇。2%の大台にのせ、1999年8月以来、およそ26年ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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