22日の株式相場見通し=続急伸で5万円台回復も、米ハイテク株高受け安心感


 22日の東京株式市場は主力株から中小型株まで広範囲に買いが広がり、日経平均株価は続急伸となりそうだ。ここ上下にボラティリティの高い地合いが続いているが、きょうも先物を絡め変動幅の大きい展開となり、フシ目の5万円大台を回復する場面も想定される。前週末はアジア株市場全般の強調地合いを引き継ぎ、欧州株市場は全面高様相となった。ドイツの主要株価指数であるDAXをはじめ、各国の市場は揃って取引後半に強含みの推移となったが、これは米国株市場がAI関連や半導体関連株などを中心に買われたことが好感されたもの。米株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続伸し、特にナスダック指数の上昇率の大きさが目立った。トランプ米政権がAI半導体「H200」の対中輸出に向けた審査を開始したとの報道を手掛かりに、エヌビディア<NVDA>が約4%水準を切り上げたほか、マイクロン・テクノロジー<MU>が7%高、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>も6%以上の上昇をみせるなど、半導体セクターを買い戻す動きが際立っている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%近い上昇で続伸、5日ぶりに終値で7000大台を回復するなど、市場センチメントの改善につながった。ただ、景気敏感株は軟調な銘柄も散見され、NYダウの方は取引後半に上げ幅を縮小している。ダウ構成銘柄のナイキ<NKE>が10%超の急落となり足を引っ張った形だ。東京市場では米ハイテク株高を受けて、前週末に続きAI・半導体関連への買いを誘導し、全体相場を押し上げそうだ。他方、前週末に国内長期金利が2%台に乗ったことは警戒材料として意識されやすく、買い一巡後の値動きが注目される。

 19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比183ドル04セント高の4万8134ドル89セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同301.25ポイント高の2万3307.62だった。

 日程面では、きょうは11月の首都圏マンション販売、11月の主要コンビニエンスストア売上高、12月の中国最優遇貸出金利、米2年物国債入札など。

出所:MINKABU PRESS


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