24日の株式相場見通し=強弱観対立、市場参加者少なく狭いゾーンでのもみ合いか


 24日の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均株価は一進一退か。12月相場は上下にボラティリティの高い相場が続いていたが、前日は小幅な値動きにとどまり、大引けはわずかな上昇で着地した。クリスマスに絡み海外投資家などの参戦が限られるなか、きょうも前日終値を挟んだ比較的狭いゾーンでのもみ合いとなることが予想される。前日の欧州株市場も様子見ムードが強く高安まちまちで、ドイツの主要株価指数であるDAXは堅調を維持したが、フランスのCAC40は続落となった。手掛かり材料不足のなか米国株市場を横目に取引後半は強含みで推移する展開となった。米株市場でも市場参加者が限られるなか方向感の見えにくい地合いとなったが、NYダウは小幅ながら続伸。エヌビディア<NVDA>をはじめAI・半導体関連に買われる銘柄が多く、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の上昇率はダウを上回った。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も戻り足を鮮明としている。この日に発表された7~9月期米実質GDP速報値は事前コンセンサスを上回った一方、12月の米消費者信頼感指数は前月改定値から低下し市場予想にも届かなかった。玉虫色の経済指標を受け、米長期金利が上昇するなかもFRBによる追加利下げへの期待などから全体相場は頑強な値動きを維持した。東京市場では米株高は追い風材料となるが、商いが盛り上がらないなか上値を積極的に買い進む動きは見込みにくい。前日は低下したものの、引き続き10年債利回りの動向に神経質な相場環境が続きそうだ。騰落レシオ(25日移動平均)は日経平均、プライム市場ベースいずれも120%近い水準にあり、テクニカル面でも利食い圧力が意識されやすく、5万円トビ台後半では戻り売りが上値を押さえそうだ。

 23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比79ドル73セント高の4万8442ドル41セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同133.01ポイント高の2万3561.84だった。

 日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月29~30日開催分)、11月の企業向けサービス価格指数、10月の景気動向指数(改定値)など。海外ではクリスマスの前日で米国、英国、フランス、シンガポール、オーストラリア市場などが短縮取引となり、ドイツ、イタリア、スイス、フィリピン、ブラジル市場などが休場。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、米7年債入札など。

出所:MINKABU PRESS


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