午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利は2.025%に低下


 24日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸した。日銀の金融政策決定会合後に進んだ円安が一服するなかで、財政悪化に対する過度な警戒感も和らぎ、買い戻しが入った。

 高市早苗首相のインタビュー記事を前日に日本経済新聞電子版が配信した。新規の国債発行額に関し、高市首相による「抑制的にできるかもしれない」との発言に触れつつ、市場の信認を意識しながら財政を運営する姿勢を強調したと伝えている。この内容が引き続き材料視されたようだ。日銀はこの日、定例の国債買い入れオペを実施。対象は「残存期間3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」と物価連動債の5本でオファー額は予定通り。日銀の国債買い入れオペの予定も円債相場をサポートする要因となったとみられている。

 前日のニューヨーク市場で米長期金利は横ばいの4.16%だった。発表が遅れていた7~9月期の実質国内総生産(GDP)は市場予想を上回った。一方、12月の米消費者信頼感指数は市場予想を下回るなど、米景気の先行き懸念をもたらす指標の発表もあり、強弱材料が併存するなかで売り買いが交錯した。

 先物3月限は前営業日比13銭高の132円98銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い2.025%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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