午前:債券サマリー 先物は反発、上値追いの勢いには乏しい


 25日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。需給改善を期待した買いなどが先行したものの、この日に財務省が実施する2年債入札への警戒感から上値追いの勢いは乏しかった。

 ロイター通信が24日に「財務省は、市中向けに新規発行する超長期国債の2026年度発行額を17兆円程度と、当初比7兆円程度減らす方向で調整に入った」と報じ、長期金利の指標となる10年債の増額も見送ると伝えたことから需給の引き締まりを意識した買いが先行。前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したことも支援材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時133円21銭まで上伸した。ただ、日銀の早期利上げ観測から国内金利の先高観は根強く、2年債入札が不安視されているもよう。きょうは日銀の植田和男総裁の講演が予定されていることも買いの勢いを鈍らせ、午前10時40分すぎには前日終値と同値の132円80銭まで押される場面があった。

 午前11時の先物3月限の終値は前日比6銭高の132円86銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い2.030%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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