東京株式(大引け)=63円高と反発、クリスマスで方向感欠き売買代金は今年最低


 25日の東京株式市場はクリスマスに差し掛かり海外投資家が不在のなか、商いは低調で方向感を欠いた。プライム市場の売買代金は3兆円を下回り、今年最低となった。
 
 大引けの日経平均株価は前営業日比63円69銭高の5万0407円79銭と反発。プライム市場の売買高概算は13億3721万株、売買代金概算は2兆9824億円。値上がり銘柄数は1164、対して値下がり銘柄数は389、変わらずは51銘柄だった。

 前日の米株式市場は短縮取引のなかでNYダウが5日続伸し最高値を更新。S&P500指数は最高値を連日で更新し、日本株のサポート要因となった。朝方に日経平均は160円を超す上昇となったが、上値を追う姿勢はみられず下げに転じる場面があった。今晩の海外の主要市場がクリスマスのため休場となり、市場参加者が少ないなかで株価指数はもみ合いに終始した。業種別ではパルプ・紙や金属製品、不動産業が上昇率上位となった一方、非鉄金属は利益確定売りに押された銘柄が散見され、値下がり率でトップとなった。個人投資家による物色意欲は高く、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の7割に上ったほか、東証グロース市場250指数は1.9%高となり、25日移動平均線を上抜けして終了した。後場に日銀の植田和男総裁による経団連の審議員会における講演内容が伝わったが、株式市場の反応は限定的だった。

 個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が売買代金トップで値を上げたほか、ディスコ<6146.T>や東京エレクトロン<8035.T>、安川電機<6506.T>が堅調推移。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>やSUMCO<3436.T>、TOWA<6315.T>が株価水準を切り上げ、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>が値を飛ばし、任天堂<7974.T>やサンリオ<8136.T>、楽天グループ<4755.T>がしっかり。味の素<2802.T>や第一三共<4568.T>、フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が高く、清水銀行<8364.T>が急伸となった。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が小安く、フジクラ<5803.T>やアドバンテスト<6857.T>が冴えない展開。住友金属鉱山<5713.T>が利食いに押され、三井海洋開発<6269.T>や三井E&S<7003.T>、川崎重工業<7012.T>が軟調。良品計画<7453.T>が下値を探り、東邦亜鉛<5707.T>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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