午後:債券サマリー 先物は続落、2年債入札は低調な結果に


 25日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。一部報道を受けた需給改善期待の買いは朝方で一巡し、財務省が実施した2年債入札が低調な結果になると下げに転じた。

 ロイター通信が24日に「財務省は、市中向けに新規発行する超長期国債の2026年度発行額を17兆円程度と、当初比7兆円程度減らす方向で調整に入った」と報じ、長期金利の指標となる10年債の増額も見送ると伝えたことから需給の引き締まりを意識した買いが先行。前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)したことも支援材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時133円21銭まで上伸した。ただ、日銀による早期の追加利上げ観測は根強く、国内金利の先高観から先物への買いは続かず。2年債入札の結果で、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭2厘と前回(11月28日)の1銭2厘から拡大し、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が3.26倍と前回の3.53倍を下回ったことが分かると需給の緩みを意識した売りが流入した。日銀の植田和男総裁が講演で利上げ路線を継続していく姿勢を強調したことも影響し、先物は午後に132円62銭まで下押す場面があった。

 先物3月限の終値は前日比12銭安の132円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時、前日に比べて0.010%高い2.050%をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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