三陽商会が反発、50万株を上限とする自社株買いと1株から3株への株式分割を好感


 三陽商会<8011.T>が反発している。午前11時ごろに、上限を50万株(自己株式を除く発行済み株数の4.86%)、または20億円とする自社株買いと26年8月31日を基準日とする1株から3株への株式分割を発表しており、これを好感した買いが流入している。自社株買いの取得期間は26年1月19日から8月31日までで、株主還元の拡充及び資本効率の向上を図るために実施するとしている。

 また、株式分割に伴い26年8月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表した。現行制度では毎年2月末日及び8月末日時点で100株以上を保有する株主に対して株主優待セールへの招待を行っていたが、変更後は分割に伴い300株以上を保有する株主を対象に半期に1回の優待セールへの招待に加えて、8月末時点で600株以上を保有する株主に対して、同社商品の購入に利用できるSANYO MEMBERSHIP(SMS)ポイントを保有株数と保有期間に応じて2500~4万5000ポイント進呈する。

 同時に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算は、売上高425億9900万円(前年同期比2.1%減)、営業利益4億1500万円(同70.8%減)、純利益3億8500万円(同67.8%減)だった。イレギュラーな気象条件や市況悪化の影響を受けて売上高が減少したことに加えて、過剰在庫を抑止するためセール販売を強化したことでプロパー販売比率が低下したことが利益を悪化させた。

 なお、26年2月期通期業績予想は、売上高599億円(前期比1.0%減)、営業利益23億円(同15.3%減)、純利益41億円(同2.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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