午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、需給改善期待の買いは朝方で一巡


 29日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続伸。需給改善を期待した買いが先行したものの、日銀による早期の追加利上げが意識されるにつれて売りが優勢となった。

 財務省が26日に発表した2026年度の国債発行計画で、通常の入札を通じたカレンダーベースの市中発行額が年限別で10年を超える超長期債の1回あたりの発行額がいずれも減額され、10年債は据え置きとなったことが買い手掛かり材料。長期債や超長期債の需給が改善に向かうとの見方を背景に、債券先物は寄り付き直後に132円83銭まで上伸する場面があった。ただ、日銀が朝方公表した18~19日開催分の金融政策決定会合の主な意見で、「経済・物価の中心的な見通しが実現する確度は高まっている」「物価安定の目標の持続的・安定的な実現という観点から、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整することが適切」などの意見があったことが影響。日銀の利上げ継続姿勢が重荷となる形で一時132円69銭とマイナス圏に沈んだ。

 午前11時の先物3月限の終値は前週末比2銭高の132円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.005%高い2.045%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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