「化学」が6位、半導体材料で世界を席巻する銘柄群がここに集積<注目テーマ>


★人気テーマ・ベスト10
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7 地方銀行
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9 防衛
10 国土強靱化

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「化学」が6位にランクインしている。

 化学株はこれまでAI・半導体関連の関連セクターとしては日の目を見てこなかったが、実際は日本が世界に誇る、半導体セクターにおける高シェア企業の集合体ともなっている。生成AI市場拡大を背景にデータセンターなどのインフラ拡充で半導体特需が生まれている。これまで半導体メモリーは、スマートフォンやパソコン向けの在庫調整圧力が指摘されていたが、ここにきてデータセンター向けメモリー需要が急増し、今後エッジAI搭載モデルなどが本格普及すると、スマートフォン向けなどで需給が一気にタイト化する可能性がある。こうなると、半導体に対する引き合いが活発化し、その製造プロセスで必要な材料(素材や部材など)を作る化学メーカーにスポットが当たることになる。

 実際、総合化学メーカーは採算性の低下しているエチレンプラントの生産能力を縮小させる一方、半導体材料を成長分野とみなし、経営の舵を切り直す動きが目立つようになっている。微細な回路を描き出す露光工程で必須の材料であるフォトレジストなどは住友化学<4005.T>のほか信越化学工業<4063.T>、富士フイルムホールディングス<4901.T>など上位5社で世界市場の実に9割を占有している。このほか、シリコンウエハーでは信越化が世界トップで約半分の世界シェアを確保するなど断トツの存在感を示す。ウエハーやレジスト、CMPスラリーといった主な半導体材料を総合しても推計で世界の5割前後を日本企業が製造しているとの試算がある。半導体チップでは台湾や米国、韓国などに大きく差をつけられているとはいえ、その半導体チップを作る材料で日本は今なお世界に君臨している。

 住友化や三井化学<4183.T>、レゾナック・ホールディングス<4004.T>、信越化、旭化成<3407.T>など大手のほか、関連銘柄の裾野は非常に広い。一例として、ラサ工業<4022.T>、トリケミカル研究所<4369.T>、大阪有機化学工業<4187.T>、トクヤマ<4043.T>、関東電化工業<4047.T>、ステラ ケミファ<4109.T>、四国化成ホールディングス<4099.T>、ADEKA<4401.T>、扶桑化学工業<4368.T>などをマークしてみたい。

出所:MINKABU PRESS


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