養命酒が7連騰で1990年以来の高値圏、非公開化に向けた入札「米KKRが優先交渉権」と伝わる


 養命酒製造<2540.T>が大幅高で7連騰。5000円の大台に乗せ、1990年1月以来の高値圏に浮上した。米ブルームバーグ通信が29日夜、「薬用酒メーカーの養命酒製造の非公開化に向けた入札で、米投資会社のKKRが優先交渉権を得た」と報じた。報道を受け、養命酒は30日にコメントを発表。「非公開化に向けた入札で米系投資会社のKKRに優先交渉権を付与したことは事実」と表明した。TOB(株式公開買い付け)の実施に向けて株価に上乗せされるプレミアム幅を期待した買いが優勢となっている。

 記事によると、これまでの2回の入札にKKR<KKR>を含む複数のファンドが応札していた。買収価格などの条件を詰め、2026年1月にもTOBを実施する方向で調整しているという。また、養命酒の筆頭株主で旧村上ファンド関係者が資金提供をする湯沢(東京都渋谷区)の出方が焦点だとしたうえで、「KKRは湯沢と協議し、条件が整えばTOBを実施する」と伝えている。養命酒は30日のコメントのなかで、26年1月に公開買い付けを実施する見通しは立っていないとしつつ、今後開示すべき事項が生じた際には速やかに開示する方針を示した。

出所:MINKABU PRESS


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