<動意株・30日>(大引け)=富士通、かわでん、ワンプラなど


 富士通<6702.T>=年初来高値を更新。同社は10月にエヌビディア<NVDA>との戦略的協業を拡大すると発表。12月24日には協業の成果として、フィジカルAIやAIエージェントをシームレスに連携させる技術を開発したと公表している。エヌビディアとの協業関係に加え、量子コンピューターをはじめとする先端技術領域や防衛分野など、多岐にわたる投資テーマに関連する銘柄とあって、2025年の富士通の株価は年初来で50%を超す上昇となった。株式市場において26年もフィジカルAIやAIエージェントといったテーマに投資家の関心が寄せられるとみられるなか、大納会のこの日は国内大手証券による投資判断と目標株価の引き上げの動きも手伝って、同社株への選好姿勢が強まったようだ。

 かわでん<6648.T>=上場来高値圏を快走。同社は配電制御設備の専業メーカー。半導体関連を含む大型工場や都市再開発などの堅調な建設需要を追い風に、26年3月期の連結営業利益は前期比5割強増の40億円を予想。1992年3月期(32億3600万円)以来、実に34年ぶりとなる最高益更新を見込む。配当は前期比20円増の58円と、3期連続の増配を計画する。好業績見通しを背景に投資資金の流入が続くなか、12月末を基準日とする1対5の株式分割を実施したことで買いに弾みがついている。

 ワンダープラネット<4199.T>=急反騰で上値追いに拍車。年初来高値を更新した。同社はブシロード<7803.T>との共同開発による新作モバイルゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR(ネンサバ)」について、来年2月18日の世界同時リリースを予定している。事前登録を今年12月20日に開始していたが、同ゲームの公式Xでの27日の投稿で、事前登録者数が20万人を突破したことが明らかとなった。事前登録者数の節目突破に関するアナウンスがこの先も続き、新作ゲームによるワンプラの業績拡大期待が高まるシナリオが意識され、個人投資家による資金流入が続いている。

 イトーヨーギョー<5287.T>=動意づく。一時前日比13%を超える上昇で1205円まで買われ、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っている。同社はマンホールなどのコンクリート2次製品の製造・販売を主力とする。そのなか、ライン導水ブロックなどをはじめとした道路関連製品で優位性を持っており、国策である下水道老朽化に対応した道路工事などで商機を獲得する可能性が高い。株式需給面では貸株市場で調達先とした空売りが高水準に増加していたが、この買い戻しによる浮揚力が働きやすい点にも着目。ここにきて中小型材料株が相次いで急騰しているが、それは貸株市場を絡めたショートカバーによる影響が色濃く出ている。同社株は約2カ月前の10月下旬に2063円の年初来高値をつけており、直近安値もみ合い圏からの半値戻し水準である1400~1500円近辺がターゲットとして意識されやすい。

 オンコリスバイオファーマ<4588.T>=急騰、一気に新値街道復帰。11月28日につけた1197円を上回り、約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。食道がん治療再生医療等製品として開発中の腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」への期待が高まっているようだ。今月15日に同製品の製造販売承認申請を行ったことを発表。先駆的再生医療等製品指定制度に則り、申請後6カ月ほどで承認に至る見込みという。

 アンドエスティHD<2685.T>=続伸。29日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表した。売上高が2273億7200万円(前年同期比3.3%増)、営業利益が138億9300万円(同5.9%減)だった。一方、第3四半期(9~11月)については売上高が780億2700万円(前年同期比2.8%増)、営業利益が59億1900万円(同21.4%増)となっており、足もとの好業績を評価した買いが集まっている。自社EC「and ST」をモール&メディアとして育成しているプラットフォーム事業で外部企業による参画が増え順調に推移した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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