東京株式(大引け)=187円安、米株安に追随して続落も5万円大台は維持


 30日の東京株式市場は、年内最終日で持ち高を軽くする動きが優勢となった。前日の米国株が軟調だったことや、不安定な為替の動きにも影響を受けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比187円44銭安の5万0339円48銭と続落。プライム市場の売買高概算は15億6798万株、売買代金概算は3兆7436億円。値上がり銘柄数は356、対して値下がり銘柄数は1194、変わらずは54銘柄だった。

 2025年相場の大納会となったきょうの東京市場はリスク回避目的の手仕舞い売りが優勢となった。朝方取引開始直後は先物主導で下値を探り、一時300円を超える下落となったものの、その後は下げ渋り、後場に入るとわずかながら上昇に転じる瞬間もあった。しかし、上値も重く大引けにかけて再び軟化した。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続落する冴えない展開で、東京市場でも様子見ムードが広がった。銀先物への売りに端を発した貴金属市況の下落を受け、業種別では非鉄セクターなどに売りがかさんだが、全体相場への波及は限定的だった。一方で、下値では押し目買いニーズも強く、個人投資家によるNISAの翌年枠を使った買いなども観測されている。個別株は値下がりが多く、1200銘柄近くが下落し全体のほぼ4分の3を占めた。

 個別では、終始売買代金トップの座を維持したキオクシアホールディングス<285A.T>だったが株価は軟調、売買代金上位のフジクラ<5803.T>も利食い優勢。朝高の東洋エンジニアリング<6330.T>も下落して引けた。三菱重工業<7011.T>が冴えず、任天堂<7974.T>も売りに押された。住友金属鉱山<5713.T>の下げが目立つ。GMOインターネット<4784.T>が急落したほか、東邦亜鉛<5707.T>、I-ne<4933.T>などが大幅安。Link-Uグループ<4446.T>、エムアップホールディングス<3661.T>なども下値を探る展開に。

 半面、レーザーテック<6920.T>が堅調だったほか、ディスコ<6146.T>も上昇。東京電力ホールディングス<9501.T>も頑強な値動き。ファーストリテイリング<9983.T>がしっかり、富士通<6702.T>も買いが優勢だった。低位株ではアドバンスクリエイト<8798.T>が2日連続で値幅制限いっぱいに買われ、ブイキューブ<3681.T>も値を飛ばした。養命酒製造<2540.T>が物色人気となり、マルマエ<6264.T>、日本板硝子<5202.T>なども上値を追った。JMDC<4483.T>も高い。

出所:MINKABU PRESS


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