午後:債券サマリー 先物は小幅続落、10年債入札結果を受け軟化


 6日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅ながら4日続落。米債券高を手掛かりに買いが先行したものの、財務省が実施した10年債入札の結果を受けて下げに転じた。

 米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した12月の米製造業景況感指数が低調だったことなどを背景に、同日の米長期債相場が4営業日ぶりに反発(金利は低下)したことが円債の支援材料。為替市場で円安の流れが一服し、輸入物価などの上昇を通じたインフレ懸念が和らいだこともあり、債券先物は午前10時50分ごろに一時132円27銭まで上伸した。ただ、10年債入札の結果が明らかになると一転して売り優勢の展開。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が5銭と前回(昨年12月2日)の4銭からやや拡大したほか、応札倍率が3.30倍と前回の3.59倍を下回り、需要の盛り上がりに乏しかったことがネガティブ視されたようだ。午後0時50分すぎに131円92銭をつけたあとは上げ渋る動きとなったが、日経平均株価が上げ幅を広げたことなどが影響し戻りは鈍かった。

 先物3月限の終値は前日比1銭安の132円00銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは前日に比べて0.010%高い2.130%と、約26年11カ月ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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