東京株式(大引け)=556円安、中国リスク警戒も個別物色意欲に陰りなし


 7日の東京株式市場は主力大型株に利益確定の動きが観測され、日経平均は反落しフシ目の5万2000円台を下回って引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比556円10銭安の5万1961円98銭と3日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は23億8993万株、売買代金概算は6兆4166億円。値上がり銘柄数は885、対して値下がり銘柄数は666、変わらずは53銘柄だった。

 きょうの東京市場は大型株に利食い急ぎの動きが顕在化した。前日の欧米株は総じて高く、米国ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇、ダウは連日の最高値更新となった。米国のベネズエラ攻撃をネガティブ材料視する動きはなく、世界最大のテクノロジー見本市である「CES」が開幕したこともあって、AI関連などへの投資資金流入が活発だった。しかし、東京市場は欧米株高の流れを引き継げなかった。中国が日本への輸出規制を強化することを発表、これが目先筋の持ち高調整の売りを誘った。日経平均は年明けから2営業日続伸で2100円以上水準を切り上げていたことで、その反動もあったようだ。もっとも、地合いそのものは悪くなかった。日経平均は500円超の下げとなったものの、値上がり銘柄数は値下がりを200以上も上回っており、個別株の物色意欲に陰りはみられない。全体売買代金も6兆4000億円あまりに達するなど高水準だった。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高に買われたほか、ディスコ<6146.T>も活況高。東京エレクトロン<8035.T>、三井海洋開発<6269.T>などに投資資金が流入、東洋エンジニアリング<6330.T>はストップ高を演じた。リクルートホールディングス<6098.T>、三井E&S<7003.T>が値を飛ばし、第一稀元素化学工業<4082.T>はストップ高で値上がり率首位となっている。久光製薬<4530.T>はストップ高で買い物を残した。高島屋<8233.T>が上値を追い、Link-Uグループ<4446.T>も物色人気。

 半面、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>が値を下げ、三菱重工業<7011.T>も軟調。ソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>も安い。トヨタ自動車<7203.T>、日立製作所<6501.T>が下値を探り、ファーストリテイリング<9983.T>も売りに押された。東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅安、サッポロホールディングス<2501.T>も大きく水準を切り下げた。INPEX<1605.T>も下落した。

出所:MINKABU PRESS


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