<動意株・8日>(前引け)=オキサイド、理経、アウン


 オキサイド<6521.T>=上げ足強め4連騰。昨年12月下旬を境に急ピッチの上値追いトレンドに転換、年明け以降は買いが加速し、中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離解消を目前に捉えている。同社は酸化物単結晶やレーザー光源、光デバイス開発など光学分野におけるグローバルニッチトップ企業だが、半導体欠陥検査向けなどで紫外レーザーへの引き合いが旺盛となっており、特にDUV(深紫外)レーザーで世界屈指の実力を持っている。更に高出力レーザーや持ち前の光学システム分野での知見を生かし、宇宙・防衛分野などへもビジネス領域を広げており、市場では「国策関連の一角としての位置付け」(中堅証券ストラテジスト)で見る向きもいるようだ。ロボティクス分野で必須性が高いパワー半導体分野では次世代パワー半導体材料(高性能SiCウエハ)の試作に成功するなどで注目された経緯があるほか、量子コンピューター分野では中継器向け光関連デバイスで業界を先駆している。来週14日に26年2月期第3四半期決算発表を控えるが、同社の場合はトップラインがポイントであり、損益はやや上下に振れるものの、通期売上高に関しては上場前の単独決算時代から過去最高更新基調が続いている。

 理経<8226.T>=動意本番で500円台活躍にらむ。上値追いが本格化している。上ヒゲを形成しながらも機関投資家とみられる断続的な実需買いを足場に上値指向が強い。きょうは22円高の505円と前日ザラ場に続き500円台に乗せ、更なる高みを目指す展開。IT・情報機器の技術商社だが、官公庁向けで強みを持つ。子会社経由で防衛省向け航空機部材や保守点検事業を展開するなど、国防関連分野での需要獲得が進んでいる。ヘリコプター用VRフライトシミュレーターで実績が高いほか、ドローン専用操縦訓練トレーナーを共同開発するなどドローン関連としてのテーマ性も有する。また、宇宙分野も活躍領域に加えており、エレクトロニクス系技術開発企業のエルムと衛星通信用地上局アンテナ開発で戦略的提携を行っている。

 アウンコンサルティング<2459.T>=大幅続伸。200円台前半の底値圏もみ合いを上放れる動きをみせている。SEOコンサルティングを主力展開するが、生成AI分野を活用した付加価値の高いサービス領域に傾注するなどで業容拡大に努めている。7日取引終了後、AI Hack(東京都港区)、COLOR ADS(東京都品川区)とAIO(AI最適化)領域で業務提携することを発表した。生成AI時代の「AIO総合支援ソリューション」の提供を開始するにあたり、今月27日に3社共催による無料オンラインセミナーを開催することも併せて開示している。今回の協業を手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金を引き寄せている。

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出所:MINKABU PRESS


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