大盛工業、イトヨーギョなど下水道関連が一斉にマドを開け急騰、高市政権下での国土強靱化に向けた思惑再燃◇


 大盛工業<1844.T>が続急伸で一時88円高の655円まで駆け上がったほか、イトーヨーギョー<5287.T>が200円を超える急騰、日水コン<261A.T>も150円あまりの上昇で2600円台後半まで上値を伸ばすなど、下水道インフラ関連に位置付けられる銘柄が一斉にマド開け急騰を演じている。今月23日に召集される通常国会冒頭で衆院解散が行われ、総選挙に伴い高市早苗首相の政権基盤は大幅に強化される公算が大きくなっている。そのなか、積極財政による内需振興が期待されるが、特に国策として急務となっている上下水道の老朽化対策への思惑が関連銘柄を刺激している。

 ちょうど1年前の1月下旬に起こった埼玉県八潮市の県道交差点での大規模な道路陥没事故は社会的にも大きな注目を集めたが、直近では年明けに新潟市東区の市道で直径5メートルに及ぶ道路陥没が報じられるなど、改めて国土強靱化に向けた政策対応が喫緊の課題として意識されている。国土交通省が巨大地震に備え、災害対応拠点となる重要施設につながる水道管の耐震基準を現行より厳しく見直す方針を固めるなどの政治的な動きも加わり、株式市場でも投資テーマとしてクローズアップされている。株価的には調整十分な銘柄が多く、リバウンドの初動ということもあり個人投資家を中心とした短期資金の流入を後押ししている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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