午前:債券サマリー 先物は反発、円安一服や米債券高で買い戻し


 15日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。円安の進行が一服したことや、前日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)したことから買い戻しが先行した。

 足もとでの円安進行について、片山さつき財務相と三村淳財務官が14日に「行き過ぎた動きに対しては、あらゆる手段を排除せず、適切な対応を取る」と相次いで発言したことで、輸入物価の上振れを通じたインフレ圧力が日銀の早期利上げを後押しするとの見方が後退。また、イラン情勢の混迷などを背景に前日の米長期金利が低下したことも円債の支援材料となり、債券先物は朝方に132円28銭まで上伸する場面があった。その後は高市早苗政権の積極財政リスクへの懸念がくすぶっていることから上げ一服となったが、前日まで3日続落していたことで買いが入りやすく堅調に推移した。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比27銭高の132円13銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.025%低い2.155%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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