午後:債券サマリー 先物は反落、日銀の早期利上げ観測などが影響


 16日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。この日に財務省が実施した流動性供給入札が弱めとなったことや、日銀による早期の追加利上げ観測が浮上したことが影響した。

 15日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったほか、1月のニューヨーク連銀製造業景気指数と1月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がともに改善。米景気の底堅さが意識され、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及し、債券先物は売り優勢でスタートした。その後、ロイター通信が複数の関係者の話として「日銀の一部では、市場が想定する半年に1度というペースより早いタイミングでの利上げが必要になる可能性もあるとの声がでている」と報じたことをきっかけに更に売りが流入。流動性供給入札の応札倍率が2.58倍(前回は3.10倍)にとどまったことが分かると、午後0時30分すぎに一時131円73銭まで下げ幅を広げた。ただ、週末で一方向には持ち高を傾けにくく、引けにかけては下げ渋る動きとなった。

 先物3月限の終値は前日比13銭安の131円91銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.020%高い2.180%をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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