外為サマリー:一時157円90銭台に軟化、介入警戒感と日銀早期利上げ思惑が影響


 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=158円38銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。

 15日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったほか、1月のニューヨーク連銀製造業景気指数と1月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がともに改善したことで、米景気の底堅さを意識したドル買い・円売りが先行した。ただ、日本の通貨当局による為替介入が警戒され、ドル円相場は158円70銭近辺まで上伸したあとは伸び悩み。片山さつき財務相が閣議後の会見で「あらゆる手段を含めて断固たる措置を取るということを再三言っている」と述べたことや、ロイター通信が複数の関係者の話として「日銀の一部では、市場が想定する半年に1度というペースより早いタイミングでの利上げが必要になる可能性もあるとの声がでている」と伝えたことをきっかけに、午前11時40分ごろには157円90銭台まで下押す場面があった。その後は下げ渋る動きとなったものの、週明け19日には高市早苗首相が衆議院の解散について会見を開く予定で、政治情勢などを見極めたいとして戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1606ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=183円82銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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