19日の株式相場見通し=続落か、米株軟調と円高で上値重い展開


 19日の東京株式市場は個別株の物色意欲は旺盛ながら、主力ハイテク株などの上値が重く、日経平均が下値を探る展開が続きそうだ。ただ、衆院解散・総選挙アノマリーを背景に深押しは想定しにくく、5万3000円台半ばから後半での推移が予想される。前週末の欧州株市場は高安まちまちながら、週末特有の持ち高調整の売りが上値を押さえ、ドイツの主要株価指数であるDAXが反落、フランスのCAC40は5日続落となった。英国のFTSE100はほぼ横ばいで引けている。一方、前週末の米国株市場はNYダウが反落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の方もわずかながらマイナス圏で着地した。ダウは朝方こそ上昇して史上最高値を上回る場面があったものの買いは続かなかった。この日は、米10年債利回りが今年に入って初めて終値で4.2%台に上昇し株式市場の重荷となった。次期FRB議長の人事にマーケットの関心が高まるなか、トランプ米大統領がハト派色の強い米国家経済会議(NEC)委員長のケビン・ハセット氏を起用しない可能性を示唆する発言を行ったことで、これが金利上昇を誘発し株式の相対的な割高感が意識された。半導体セクターはエヌビディア<NVDA>は軟調な値動きだったものの、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>が上昇したほか、マイクロン・テクノロジー<MU>が7.8%高に買われるなど総じて強さを発揮、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は最高値を更新している。TSMC<TSM>の10~12月期決算が、一株利益予想が事前コンセンサスを上回り、26年12月期に前期を上回る設備投資計画を開示したことが引き続きポジティブ視された。東京市場でも米半導体株高は追い風となり得るが、足もと外国為替市場で円高方向に振れていることは日経平均の上値を重くしそうだ。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比83ドル11セント安の4万9359ドル33セントと反落。ナスダック総合株価指数は同14.64ポイント安の2万3515.38だった。

 日程面では、きょうは11月の機械受注、11月の第3次産業活動指数などが発表される。海外では10~12月期の中国GDP、12月の中国固定資産投資・不動産開発投資・工業生産高、小売売上高、70都市の新築住宅価格など。なお、キング牧師生誕記念日で米株市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS


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