東京株式(大引け)=352円安と3日続落、先物主導で朝方大幅安もその後下げ渋る


 19日の東京株式市場は売り優勢で始まり、前場取引時間中に800円を超える下げに見舞われたが、その後は下げ渋る展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比352円60銭安の5万3583円57銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は21億5432万株、売買代金概算は5兆8771億円。値上がり銘柄数は571、対して値下がり銘柄数は979、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方からリスク回避の流れとなり、日経平均は先物主導で500円を超える下落でスタートした。その後も下値を探り、一時下げ幅は840円あまりまで広がり、5万3000円台攻防となる場面があった。トランプ米政権の関税政策に対する不透明感や海外投資家などの持ち高調整の売りが全体相場を押し下げた。国内10年債利回りの上昇が加速しており、足もと外国為替市場で1ドル=157円台まで円高方向に振れたことも買いを手控えさせている。ただ、衆院解散・総選挙を控え、高市トレードを背景に一部のテーマ株が買われたほか、半導体主力株に強い動きが目立ち、売り一巡後は日経平均も漸次下げ渋る動きとなった。値下がり銘柄数も後場に入って減少し、全体の6割を占めるにとどまっている。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>が値を下げ、フジクラ<5803.T>も軟調。サンリオ<8136.T>が安く、トヨタ自動車<7203.T>も売りに押された。ソニーグループ<6758.T>も冴えない。住友ファーマ<4506.T>が急落、KLab<3656.T>、Sansan<4443.T>も大幅安となった。東邦亜鉛<5707.T>も大きく利食われた。このほか、マネックスグループ<8698.T>、アステリア<3853.T>などが大きく水準を切り下げている。

 一方、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が堅調、ディスコ<6146.T>が商いを膨らませ値を上げ、レーザーテック<6920.T>もしっかり。三菱重工業<7011.T>が活況高となったほか、川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>など防衛関連株が物色された。イオン<8267.T>の上げ足の強さも目立つ。JX金属<5016.T>、三井金属<5706.T>なども上昇、日東紡績<3110.T>は大幅高。第一稀元素化学工業<4082.T>、ミツバ<7280.T>がストップ高人気となり、FIG<4392.T>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS


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