<動意株・19日>(前引け)=FIG、ヴィッツ、中村超硬


 FIG<4392.T>=商いを膨らませ4連騰で大幅高。モバイルクリエイトと石井工作研究所を軸に共同持ち株会社の形態で発足した企業だが、業務テリトリーは幅広く、車載関連装置の製造やGPSを活用したタクシー配車システムなど自動車業界向けで活躍度合いを高めている。AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)などでも実績が高いことで、フィジカルAI関連の一角として頭角を現してきた。業績も25年12月期は回復色が鮮明で、300円台の株価には値ごろ感が漂っている。

 ヴィッツ<4440.T>=マド開け急伸。15%を超える上昇で1692円まで値を飛ばし昨年来高値を更新した。時価は21年10月以来約4年3カ月ぶりの高値圏に浮上している。システム開発を手掛けるが、特に自動車関連の組み込みソフトで実力を発揮する。トヨタグループなど自動車メーカーを中心に需要を獲得しているが、ソフトウェアが車両機能を制御しアップグレードが可能なSDVの開発に傾注していることから、フィジカルAI関連の有力銘柄としてマーケットの視線が集まっている。ここ株価水準を急上昇させているものの、PERなどから割高感に乏しいことも投資資金の参戦を促す背景となっているもようだ。

 中村超硬<6166.T>=物色人気。前週末16日に1本値のストップ高で買い物を残す異彩人気に沸いたのに続き、きょうもカイ気配のまま水準を切り上げる展開となっている。中国の輸出規制強化を背景にレアアース関連に位置付けられる銘柄が総花的に買われるなか、同社株はその出遅れとして人気化素地を開花させた。超硬合金加工などに強みを有するが、ナノサイズのゼオライト製品の事業化に傾注している。ゼオライトはレアアース・フリー蛍光体としての活用や、触媒用途としてレアアース代替候補にも挙がっているほか、レアアース回収に際して吸着剤への利用が見込まれる。「国内ではゼオライト関連に位置付けられる銘柄として同社が関連最右翼」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、持ち前の急騰習性に火がついた格好だ。

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出所:MINKABU PRESS


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