東京株式(大引け)=157円高と続伸、日銀会合「現状維持」で堅調に推移


 23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日の米株式市場が上昇したほか、日銀の金融政策決定会合は「現状維持」となり買い安心感が広がった。ただ、上値は重く一時マイナス圏に転じる場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前日比157円98銭高の5万3846円87銭。プライム市場の売買高概算は20億9616万株。売買代金概算は6兆3929億円となった。値上がり銘柄数は923と全体の約57%、値下がり銘柄数は609、変わらずは69銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが306ドル高と上昇。トランプ米大統領が欧州8カ国に対して課す予定だった追加関税を取り下げ、米欧対立への警戒が後退した。これを受け、日経平均株価は値を上げてスタートした。ただ、米国市場の引け後に発表されたインテル<INTC>の決算内容がさえなかったことが警戒され、日本の半導体関連株の一部が軟調に推移した。正午過ぎに日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、政策金利は据え置かれた。日銀の金融政策が維持されたことから安心感が広がり、後場に入り日経平均株価の上昇幅は360円を超え5万4000円台を回復する場面があった。買い一巡後は伸び悩み一時マイナス圏に転じたものの、全体的には底堅い展開が続き大引けにかけて値を上げた。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857.T>や任天堂<7974.T>が高く、トヨタ自動車<7203.T>や日立製作所<6501.T>が堅調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が上昇し、東京海上ホールディングス<8766.T>も買われるなど金融株が堅調。JX金属<5016.T>や住友金属鉱山<5713.T>が値を上げ、三井海洋開発<6269.T>や第一稀元素化学工業<4082.T>が上昇した。

 半面、キオクシアホールディングス<285A.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、ソフトバンクグループ<9984.T>やレーザーテック<6920.T>が下落した。三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>、東京電力ホールディングス<9501.T>が軟調で、ファーストリテイリング<9983.T>やフジクラ<5803.T>、ソニーグループ<6758.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS


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