三井住友FGなどメガバンク堅調、日銀政策金利据え置きも来年度成長率予想引き上げ◇


 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>が堅調推移。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>を含めメガバンクは後場もプラス圏で推移している。日銀は23日まで開いた金融政策決定会合で、市場の大方の予想通り政策金利を据え置いた。ただし全員一致による決定ではなく、高田創審議委員は国内物価の上振れリスクが高いとして1.0%への利上げを提案し、反対多数で否決された。あわせて公表された「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、25年度と26年度の実質GDP(国内総生産)見通しについて、政策委員の予測中央値が昨年10月時点の水準から上方修正されたほか、消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除くコア)の見通しは26年度が上方修正された。一方、超長期金利が直近で急上昇したことを受けて、日銀が何らかの対策を打ち出すと見込んでいた債券投資家は、国債買い入れオペ関連の発表などがなかったことを受け、債券売りに動いたもよう。決定会合の発表後に長期金利には上昇圧力が掛かった。金利の急上昇による株式市場への悪影響が懸念されるなかにあって、堅調な経済情勢と物価の上振れシナリオを踏まえて次回の展望リポートが公表される4月の会合で日銀が利上げに動く可能性を意識する向きもあり、メガバンクの株価のサポート要因となったとみられている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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