午後:債券サマリー 先物は反発、一時131円84銭まで上伸


 26日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。為替市場で急速に円高・ドル安が進んだことを受けて買いが先行し、寄り付き直後には131円84銭まで上伸する場面があった。

 米財務省の指示で米連邦準備理事会(FRB)が為替介入の前段階となるレートチェックを行ったとの見方が広がるなか、23日のニューヨーク市場で円相場が急騰。この日の東京市場でも円を買う動きが続き、「円安が物価上昇を促し、日銀が追加利上げのペースを速める」との観測が後退した。また、高市早苗首相が25日のテレビ番組で、長期金利上昇を含む足もとの市場の動きについて「投機的な動きや非常に異常な動きには日本政府として打つべき手はしっかり打っていく」との見解を示したことも債券相場を押し上げた。衆院解散・総選挙後の消費税減税などで財政が悪化するとの警戒感から朝方の買いが一巡したあとは伸び悩んだが、日経平均株価の大幅安が債券の支えとなる形で堅調に推移した。なお、この日に財務省が実施した5年物のクライメート・トランジション(CT)利付国債入札は、応札倍率が3.49倍(前回25年7月は3.98倍)となったが特に相場への影響はみられなかった。

 先物3月限の終値は前週末比19銭高の131円55銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.210%に低下し、午後3時時点では前週末に比べて0.020%低い2.235%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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