東京株式(大引け)=961円安と3日ぶり大幅反落、円急伸で下げ幅一時1100円超


 26日の東京株式市場は、急速な円高進行を受けて先物売りが加速。主力株に下押し圧力が掛かり、日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比961円62銭安の5万2885円25銭と3日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は22億5060万株、売買代金概算は6兆3893億円。値上がり銘柄数は156、対して値下がり銘柄数は1421、変わらずは24銘柄だった。

 米当局による「レートチェック」観測や日米協調介入への警戒感が広がり、ドル円相場は前週末23日夕方の1ドル=159円台前半から26日午前には一時153円台後半まで5円超の円高が進行した。東京市場では為替と絡めた株価指数先物への売りがかさんだほか、自動車やメガバンクなど主力大型株の買い持ち高を圧縮する目的の売りが出て、全体相場を押し下げた。高市内閣の支持率低下を伝える国内メディア各社の報道も、買い手控えムードを助長した。円高メリット関連株や内需関連の一角は上昇したが、プライム市場の値下がり銘柄数は88%。東証株価指数(TOPIX)は2.1%安で終了。東証の業種別指数では水産・農林業と鉱業、陸運業を除く30業種が値下がりした。

 個別ではトヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やソフトバンクグループ<9984.T>、村田製作所<6981.T>が下値を模索。日立製作所<6501.T>や住友商事<8053.T>が株価水準を切り下げ、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、JX金属<5016.T>が軟調。富士通<6702.T>や川田テクノロジーズ<3443.T>、HIOKI<6866.T>が下値を探り、日東紡績<3110.T>とセグエグループ<3968.T>が大幅安となった。

 半面、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>が底堅く推移し、IHI<7013.T>やフジクラ<5803.T>、任天堂<7974.T>がしっかり。古河電気工業<5801.T>が頑強な動きとなり、ニトリホールディングス<9843.T>や神戸物産<3038.T>が値を上げ、メルカリ<4385.T>や東邦亜鉛<5707.T>、IDOM<7599.T>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS


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