三菱重など防衛関連に資金還流、半導体株高一服でリターンリバーサルの動き観測◇


 三菱重工業<7011.T>が一時4.5%高、川崎重工業<7012.T>も4%近い上昇をみせたほか、東京計器<7721.T>、日本アビオニクス<6946.T>、IMV<7760.T>、放電精密加工研究所<6469.T>など防衛関連に位置付けられる銘柄群が総じて強い動きをみせている。ここ半導体セクターへの買いが目立っている間、防衛関連は放置される状態にあった。

 市場では「目先は半導体の主力株がアドバンテスト<6857.T>などを除き調整局面に入っており、投資資金がリターンリバーサル狙いで防衛関連にシフトしてきた」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。これは理由なき循環物色の一環と捉えられるが、総選挙で自民党単独過半数確保の可能性が報じられるなか、防衛関連株は高市トレードの復権を暗示するものでもある。このほか、「金や銀など貴金属市況の急騰が続いていることを考慮すると世界的にキナ臭さも漂う。(目先防衛関連への資金シフトは)地政学リスクを意識した要素もあるのではないか」(ネット証券マーケットアナリスト)という声も聞かれる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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