午前:債券サマリー 先物は反落、円安進行や自民優勢報道が影響


 2日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。為替市場で再び円売りが強まっていることや、8日投開票の衆院選で自民党が優勢と報じられたことが影響した。

 トランプ米大統領が30日に米連邦準備理事会(FRB)の次期議長にタカ派的とされる元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏を指名したことや、高市早苗首相が31日の演説会で円安メリットに言及したことから円安が進行。市場では輸入物価の上振れを通じたインフレ圧力が日銀の早期利上げを後押しするとの見方が広がった。また、8日投開票の衆院選について朝日新聞電子版が1日夜に「自民党は単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い」と報じ、財政拡大懸念が改めて強まったこともあり、債券先物は朝方に131円32銭まで軟化する場面があった。その後は下げ渋ったものの、この日に日銀が公表した「1月22~23日開催分の金融政策決定会合の主な意見」がタカ派と受け止められたこともあり戻りは限定的だった。

 午前11時の先物3月限の終値は前週末比19銭安の131円42銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.030%高い2.270%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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