2日の株式相場見通し=頑強な値動きか、米株軟調も円安が追い風に


 2日の東京株式市場は強弱観対立のなかも、5万3000円台前半から半ばの水準で頑強な値動きが予想される。前週末の欧州株市場はドイツの主要株価指数であるDAXが4日ぶりに反落したのをはじめ、GDP上位国の株価が揃って上値を指向した。ドイツではその前の日に急落し市場センチメントを冷やしていたソフトウェア大手のSAPが、この日は強調展開を示し、投資家心理が改善し全体相場にもプラスに働いた。仏CAC40も続伸となり、欧州全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600も小幅ながら上昇した、一方、米国株市場ではNYダウが3日ぶりに反落した。トランプ米大統領がこの日の朝方に次期FRB議長にウォーシュ元FRB理事を指名することを発表、想定されたほどハト派的な人事ではなかったとの受け止め方が広がり、景気敏感株などを中心に売りが優勢となった。なお、金や銀などの貴金属相場が大きく下落したことで、これも警戒ムードにつながった面もある。個別に好決算を発表したアップル<AAPL>は上昇して引けたものの、半導体メモリー価格の高騰が利益圧迫要因となるとの見方もあり上値は重かった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も軟調だった。東京市場では、米株安は逆風材料として意識されるが、外国為替市場で1ドル=155円40銭近辺まで円安水準に振れていることは輸出セクターを中心に株価の押し上げ要因となりそうだ。今週は米国株市場で重要経済指標が相次ぐほか、本格化する企業の決算発表を背景に神経質な地合いとなりやすいが、押し目買いニーズは強い。8日に投開票される衆院選で、自民党が単独過半数を確保する見通しと伝わっていることも株高要因として意識される。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比179ドル09セント安の4万8892ドル47セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同223.31ポイント安の2万3461.81だった。

 日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の「主な意見」(1月22~23日開催分)、1月の新車販売台数、1月の軽自動車販売台数など。海外では1月のレーティングドッグ中国製造業PMI、1月の米ISM製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。