村田製が後場一段安、表面波フィルターでのれんの減損計上し4~12月期最終益22%減


 村田製作所<6981.T>が後場一段安となった。同社は2日午後2時、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.9%増の1兆3702億3200万円と増収となった一方、最終利益は同21.8%減の1573億4800万円と大幅減益となった。直近3カ月間の10~12月期の最終利益は約65%減と落ち込み、発表内容を嫌気した売りが膨らんだ。

 10~12月期はサーバー向けにコンデンサーの売上高が増加したものの、スマートフォン向けで高周波モジュールや樹脂多層基板が減少した。更に、表面波フィルター製品の事業に関して、中華圏の競合の台頭による競争の激化を背景に22年に買収した米レゾナント社ののれんの全額となる438億円について減損損失を計上。営業利益以下を押し下げる要因となった。

 26年3月期の業績予想も見直した。今期の売上高予想は前期比3.2%増の1兆8000億円(従来は1兆7400億円)、税引き前利益予想は同3.4%減の2940億円(同2900億円)に引き上げた。一方、営業利益予想は同3.5%減の2700億円(同2800億円)に減額。最終利益予想は据え置いた。

出所:MINKABU PRESS


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