四電工が4日ぶり急反騰し昨年来高値を更新、26年3月期最終益が一転過去最高益へ


 四電工<1939.T>は4日ぶり急反騰し、昨年来高値を更新している。前週末1月30日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせて、通期業績予想を引き上げた。営業益予想を従来予想の70億円から80億円(前期比0.9%減)、最終益予想を50億円から60億円(同16.0%増)とした。最終利益は減益予想から一転過去最高益の連続更新を見込む。配当は期末予想を7円増額の40円とし、年間配当予想は72円(前期は実質65円)とする。売上高予想は据え置いたものの、配当予想の増額を評価する流れとなり、ショートカバーを誘発した。

 今期は前期の大型工事の反動を見込むなか、工事進捗や工事原価の徹底管理に努め、利益面で前回予想を上回る見通しになった。4~12月は売上高が681億3000万円(前年同期比9.3%減)、営業利益が55億5200万円(同11.1%減)、最終利益が40億3500万円(同2.9%増)だった。最終損益は前年同期に計上した減損損失や損害賠償引当金繰入額の反動もあり、増益での着地になった。

 四電工は同時に27年3月期から31年3月期までを対象とする「中期経営指針2030」を開示した。31年3月期に売上高1200億円、営業利益110億円、ROE(自己資本利益率)10.0%を目指す。首都圏・関西圏を中心とした建設設備工事の収益力の強化を基本に据えつつ、送配電設備工事の更新需要の拡大に対し的確な対応を進める。株主還元方針としては連結配当性向60%、DOE5.0%を目安とする。

出所:MINKABU PRESS


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