東京株式(前引け)=反落、円安など追い風に前場後半は下げ渋る展開


 4日前引けの日経平均株価は前営業日比329円08銭安の5万4391円58銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は13億1148万株、売買代金概算は4兆2254億円。値上がり銘柄数は1048、対して値下がり銘柄数は494、変わらずは57銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方から先物主導で大きく下値を探る展開となったが、売り一巡後は底堅く推移し、前引けにかけ漸次下げ幅を縮小した。前日の米国株市場でハイテク株を中心にリスク回避ムードが強かったが、東京市場では米株安の影響も結果として限定的なものにとどめた。外国為替市場で1ドル=156円台に入るなど円安方向に振れていることも追い風となった格好だ。なお、値上がり銘柄数は1000を上回り、TOPIXはプラス圏で前場の取引を終えている。

 個別では、売買代金3位に入った任天堂<7974.T>が売り優勢となったほか、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体製造装置関連も下落した。イビデン<4062.T>の下落幅の大きさが目を引く。このほかNEC<6701.T>が大幅安、リクルートホールディングス<6098.T>の下げもきつい。TIS<3626.T>、ラクス<3923.T>、Sansan<4443.T>なども急落となっている。半面、売買代金2位となったフジクラ<5803.T>が買われ、住友電気工業<5802.T>、古河電気工業<5801.T>も物色人気となるなど電線株の強さが光る。住友金属鉱山<5713.T>が大幅上昇、トヨタ自動車<7203.T>も頑強ぶりを発揮した。ユニチカ<3103.T>が急騰し値上がり率首位、日本精工<6471.T>の上げ足も際立つ。

出所:MINKABU PRESS


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