マイクロ波が4日続伸、コーベックスとマイクロ波を用いた真空溶剤蒸留回収装置の開発を開始


 マイクロ波化学<9227.T>が4日続伸している。3日の取引終了後に、有機溶剤の総合装置メーカーであるコーベックス(神戸市中央区)と共同で、マイクロ波を用いた真空溶剤蒸留回収装置の開発及びプロト機製作を開始したと発表しており、好材料視されている。

 今回の開発では、伝熱面を介さず内部から直接対象物を加熱できるマイクロ波の特徴を生かし、加熱源としてマイクロ波を用いた蒸留装置を開発する。コーベックスは主に化学廃溶剤を対象に、反応や洗浄に使った溶剤を加熱して蒸発・凝縮し、再生溶剤として回収・再利用する小型蒸留装置を製造・販売しているが、マイクロ波を活用することでより精緻な温度コントロールが可能になり、残渣の発生抑制、エネルギーロスや生産量低下の解消が期待できるとしている。また、従来の外部加熱式の蒸留装置では処理が困難であった廃液の蒸留回収の実現も見込まれるとしている。両社では26年4月にプロト機を完成させ、その後は顧客とともに実証を進め、27年に販売実機としてのシリーズ化を予定しているという。

出所:MINKABU PRESS


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