トヨタが6連騰で3週間ぶりに新高値、円安進行とハイブリッド車需要の喚起に期待


 トヨタ自動車<7203.T>が6連騰と上値追い鮮明。1月15日につけた昨年来高値3764円を奪回し、3週間ぶりに新値街道に躍り出た。中期トレンドでも昨年8月上旬を起点に13週移動平均線をサポートラインとした典型的な下値切り上げトレンドを形成している。

 外国為替市場で円安が一段と進行、対ドルは足もとで1ドル=156円台後半の推移となっているほか、対ユーロでも1ユーロ=185円台前半の推移と円安傾向が強い。同社は対ドル1円の円安で営業利益を約500億円押し上げるとも試算されており、株価を強く刺激するポジティブ材料となっている。また、前日に日経新聞が、トヨタがハイブリッド車の増産に動く計画にあることを報じ「米国を中心にエンジンや部品工場に投資し、28年の生産台数を26年計画比3割増の670万台に引き上げる」と伝えており、これも物色人気を後押ししているようだ。電気自動車(EV)は欧州や米国で普及政策の見直しが相次いでおり、相対的にハイブリッド車の需要が拡大している。トヨタはハイブリッド車の世界シェアで群を抜いており、足もとの収益環境における優位性が一段と浮き彫りとなっている。

出所:MINKABU PRESS


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