午前:債券サマリー 先物は続落、改めて財政拡張への思惑強まる


 9日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。8日投開票の衆院選で自民党が圧勝した結果を受け、高市早苗首相が積極財政を進めやすくなるとの見方から売りが優勢だった。

 高市首相は8日夜のテレビ番組で、飲食料品の消費税を2年間ゼロにする自民党の公約について「やった方がいいと確信している」などと発言。市場で財政拡張への思惑が改めて強まるなか、債券先物は朝方に一時131円10銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったが、日経平均株価が大幅高となるなどリスクオン地合いのなかで戻りは限定的。前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことも円債の重荷となった。

 午前11時の先物3月限の終値は前週末比36銭安の131円23銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.045%高い2.270%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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